Minecraft Java 26.3 スナップショット6:廃棄キャンプ、ワールドオプション画面の刷新、地形レンダリングの改善
変更点まとめ
Mojangが2026年7月28日にリリースしたJava 26.3 スナップショット6は、かなりボリュームのある内容になっています。探索・ゲーム内UI・レンダリング技術の深いところまで手が入っており、テクニカルプレイヤー向けのデータパック関連の追加もたっぷり用意されました。
- バイオーム対応の廃棄キャンプ:すべてのバイオームに、そのバイオームならではのキャンプサイトが追加されました。ジャングルのキャンプと雪のツンドラのキャンプは見た目も雰囲気もまったく別物で、見どころが増えています。外観の刷新にあわせて、構造にも細かな調整が加えられています。
- ワールドオプション画面の刷新:ポーズメニューでかつてLANに公開があった場所にボタンが移動しました。画面は一般(おなじみのワールド設定)とマルチプレイヤーの2タブ構成となり、LAN範囲設定・新しいコマンドアクセスの切り替え・ポート選択がひとまとめになっています。
- コマンドの整理:
publishコマンドからgamemode引数が削除されました。デフォルトゲームモードはワールドオプション画面かdefaultgamemodeコマンドで設定し、プレイヤーごとのモード変更はgamemodeコマンドに一本化されました。 - 地形レンダリングの強化:対応GPUではMultiDrawIndirectを使って地形ブロックを描画するようになりました。より効率的な描画方式で、最新ハードウェアでのCPU負荷を抑えることができます。
- データパック バージョン 113.0 / リソースパック バージョン 94.0:新しい密度関数(
pow・sqrt・log・sign・distance_to_point)の追加、オクターブ制御がわかりやすくなったNoiseフォーマットの刷新、invulnerable_timeエンティティタグの追加、任意のターゲット名に接続できるようになったJigsawプール要素の更新など、テクニカルな追加が盛りだくさんです。 - Realmsの修正:Realmのオーナーが、自動リージョン設定をブロックされることなく再び選択できるようになりました。
なぜ重要なのか
多くのプレイヤーがまず気づくのは、ワールドオプションの再配置でしょう。LAN設定とコマンド権限が専用のマルチプレイヤータブにまとまったことで、関係のないゲーム設定を誤って触ってしまうことなく、友だちとワールドを共有しやすくなりました。なかでもコマンドアクセスの切り替えは便利で、ホストはゲストがコマンドを使えるかどうかをひと目で設定できます。サーバーの専門知識はまったく必要ありません。
パフォーマンス面では、MultiDrawIndirectによる地形レンダリングは大きな前進です。GPUが一度の命令バッチでより多くの描画をこなせるようになり、チャンクが多いシーンでもフレームレートが安定しやすくなります。とくにミドルレンジからハイエンドのPCで効果を実感できるはずです。
データパックコミュニティにとっては、新しい密度関数とすっきりしたNoiseフォーマットのおかげで、これまで複雑な回避策が必要だったカスタム地形生成の幅がぐっと広がります。
JavaとBedrock
今回の更新はJava Edition のスナップショットのみが対象です。Bedrock Editionには影響がありません。Bedrockプレイヤーは引き続き別のリリーストラックで進み、同等の機能が移植されない限りこれらの変更は届きません。
サーバー管理者の方へ
バニラJavaサーバーを運営されている方は、テスト環境を更新する前に2つの破壊的変更を確認しておきましょう。
publishコマンドのgamemode引数が廃止されました。この引数を使っていた起動スクリプトやコマンドブロックは、defaultgamemodeを使うよう修正が必要です。- データパックのバージョンが113.0、リソースパックのバージョンが94.0に上がりました。旧バージョン向けのパックは互換性の警告が出ることがあります。特にNoiseや密度関数システムを使っているものは念入りに確認してください。
Jigsawの変更(フィーチャープールの要素が任意のターゲット名に接続できるようになった)により、旧来の制限に依存していたカスタム構造パックの動作が意図せず変わる可能性があります。新しいワールドでしっかり動作確認されることをおすすめします。
保護者の方へ
今回の変更でゲームの安全性やファミリー向けの内容が変わることはありません。ご家族で一緒に遊ぶうえで一番うれしい変化は、ワールドオプション画面に追加されたコマンドアクセスの切り替えです。お子さまが友だちとLANゲームをホストしている場合、ゲストのコマンド使用権限をワンクリックでオフにできます。難しい技術的な設定は一切不要です。また、バイオームごとに異なる廃棄キャンプが追加されたことで探索の楽しさがさらに増し、小さなプレイヤーが新しい発見に目を輝かせてくれるでしょう。
プレイヤーの方へ
キャンプ探検の準備はできていますか?各バイオームに専用の廃棄キャンプが登場したので、いろいろな地形を冒険するたびに新しい景色が楽しめます。砂漠・ジャングル・雪原など、バリエーション豊かな新バリアントをぜひ探してみましょう。
友だちとのワールドをホストしているなら、刷新されたポーズメニューのオプションで設定がぐっと楽になりました。新しいマルチプレイヤータブを開いて、コマンドの使用可否を選んでポートを設定すれば準備完了です。あちこちのメニューを行き来する手間はもうありません。
スペックの高いPCをお使いなら、地形のロードが少し滑らかになったと感じるかもしれません。それはMultiDrawIndirectのレンダリングがバックグラウンドで静かに仕事をしてくれているおかげです。
SNTキングダムのアップデートは必要ですか?
対応不要です。また、SNTキングダムはまだこのスナップショットを実行できません。理由は以下の通りです。
- SNTキングダムはVelocityプロキシの後ろでPaper 1.21.11バックエンドを使用しており、ViaVersion / ViaBackwards / ViaRewindが1.13から1.21.11までのクライアントに対応しています。
- Mojangの新しい年号ベースのバージョン管理(26.x)は、現時点でPaperMC・Velocity・Viaシリーズのいずれもサポートしていません。そのため、26.3 スナップショット6のクライアントはSNTキングダムに接続できません。これは想定内の動作で、安全な状態です。
- これはあくまでもスナップショットであり、正式リリースではありません。SNTキングダムは常に、Paper・Velocity・プラグインなどの広いエコシステムが追いついた安定版リリースを採用し、ワールドデータと稼働率をしっかり守っています。
- 地形レンダリングとデータパックの変更はバニラクライアント内部の話であり、現在の安定スタックで動作しているPaperベースのサーバーには影響しません。
安定版の26.xリリースが登場し、PaperとVelocity、Viaの互換ビルドが出揃った段階で、SNTはアップグレードの方針を検討します。それまでの間、あなたのキングダムは実績ある1.21.11スタックで安定稼働を続けます。中断もワールドの破損も、ご心配には及びません。