Minecraft ベータ&プレビュー 26.40.26 – ボート・ベッド・エンダードラゴンなど
今回の変更点
Minecraft ベータ&プレビュー 26.40.26 は、2026年6月17日に Bedrock Edition(Xbox・PlayStation・Windows・iOS・Android)向けにリリースされました。目玉となる単一の新機能があるわけではなく、ゲームプレイ・グラフィック・サウンド・UIにまたがる数多くの細かい改善が詰め込まれたアップデートです。
- ボートが Java Edition と同じ挙動に:壊れにくくなり、ダメージを受けても時間が経つと自然に回復するようになりました。
- ベッドのアイテムアイコンが、実際にワールドに置いたときのブロックの見た目と一致するようにリニューアルされました。
- 既存の構造物(村・森の洋館・古代都市など)のフェンスが、隣接するブロックにきちんと繋がるようになりました。これまで中途半端に浮いて見えていた問題が解消されます。
- エンダードラゴンが着地(パーチ)している間も飛び道具を弾き返すようになりました。Java Edition との長年の仕様差がついに埋まります。
- サルファーキューブの調整:オブザーバーとレッドストーンランプがサルファーキューブに吸収されなくなりました。サルファースパイクの成長に上限が設けられ、ブロックを吸収したサルファーキューブが飛び道具を弾き返すようになりました。
- TNTの煙パーティクルの発生頻度が Java Edition に合わせて調整されました。
- Vibrant Visuals の修正:投げた飛び道具が塗りつぶされたベタな色の塊として表示されなくなりました。一部のAndroid端末で遠くのブロックに緑色のアウトラインが表示されていた問題も解決。Vibrant Visuals をオフにした際、水や氷などの透明ブロックが雲の手前に誤って描画される問題も修正されました。
- サウンドの修正:クリティカルヒット音やジャンプ・着地音が「プレイヤー」の音量スライダーに正しく従うようになりました。また、ラッシュケイブ・草原・岩山・雪の斜面・凍った山頂・沼地バイオームでもBGMが流れるようになりました。
- ワールドシードのプライバシー:専用サーバー上でオペレーター権限を持たないプレイヤーは、ゲーム設定メニューからワールドシードを確認できなくなりました。
- Windowsのクラウド同期:同じWindowsプラットフォーム内の複数端末間で、ワールドデータのバックアップと同期が行われるようになりました。
- キャラクタークリエイターでカスタマイズした見た目が、ゲームを再起動しても元に戻らなくなりました。
- PlayStationの分割画面(スプリットスクリーン)で、プライマリプレイヤーがローカルアカウントでサインインしている場合に正常に動作しない問題が修正されました。
このアップデートが重要な理由
今回の変更の多くは、Java Edition と Bedrock Edition の仕様差を埋めるためのものです。ボートの耐久性、TNTの煙、エンダードラゴンの弾き返しなど、Java ではずっと前から当たり前だった挙動が Bedrock にも反映されます。シードのプライバシー保護はマルチプレイサーバーを運営している方にとって重要なセキュリティ改善であり、Windows のクラウド同期はデータ消失への安心な備えになります。
サルファーキューブとサルファースパイクの調整を見ると、この新しいモブのバランス調整がまだ続いていることがわかります。今後のプレビューでもさらなる変更が加えられると思われます。
Java Edition と Bedrock Edition について
このリリースは Bedrock Edition 専用です。ベータ&プレビュービルドであり、Java Edition には一切影響しません。今回の修正の多くは Java Edition の挙動に Bedrock を近づけるもの(ボート・TNTの煙・エンダードラゴンの弾き返しなど)であり、Java プレイヤーにとってはすでに当たり前の仕様です。Java Edition のスナップショット情報は、別途 Java スナップショットのチャンネルをご確認ください。
サーバー管理者の方へ
Bedrock 対応サーバーを運営している方は、以下の点にご注意ください:
- ワールドシードのプライバシーが専用サーバー上でオペレーター権限のないクライアントに対して適用されるようになりました。これまで全プレイヤーがシードを確認できることを前提にした運用をしていた場合、アクセス制限が変わる点を把握しておきましょう。
- 専用サーバーのログ機能について、
content-log-file-enabledをtrueに設定した際にログファイルが正しく生成されるようになりました。コンテンツの問題を診断する際に役立ちます。 - API において、ブロック破壊イベント関連のクラスがベータから安定版の v2.9.0 API に昇格しました。アドオンやプラグインでこれらのイベントを使用している場合は確認が必要です。
- AIコンポーネントのスキーマが バージョン 1.26.40 以降で厳格化されました。対象コンポーネントに不正なデータを含むカスタムエンティティの JSON はロードに失敗します。アップグレード前にデータパックを見直しておきましょう。
保護者の方へ
今回のアップデートで Minecraft の基本的な安心・安全な内容が変わることはありません。ただ、お子さまにとって嬉しい修正がいくつかあります:
- キャラクタークリエイターで作ったスキンがゲーム再起動後に戻らなくなりました。「スキンが元に戻った!」という悔しい思いをさせずに済みます。
- これまで無音だったいくつかのバイオームでBGMが流れるようになりました(ラッシュケイブ・沼地・草原・雪山系バイオームなど)。探検がより雰囲気豊かになります。
- PlayStation の分割画面修正により、ローカルアカウントを使っているご家庭でも一緒に遊びやすくなりました。
- Windowsのクラウド同期で、お子さまのワールドデータが自動的にバックアップされます。誤って削除してしまったり、端末が壊れたりした場合の安心な備えになります。
プレイヤーの方へ
気になる変更点をわかりやすくまとめました:
- ボートが壊れにくくなり、少しダメージを受けても自然に回復します。川や海の探検が快適になります。
- インベントリのベッドアイコンが、実際に置いたベッドとそっくりな見た目になりました。
- 村や森の洋館のフェンスの隙間がなくなり、見た目がスッキリしました。
- エンダードラゴン戦がより歯ごたえのある戦いになりました。着地中は矢やトライデントが弾き返されます。Java Edition と同じ仕様です。
- ジャンプ音やクリティカルヒット音が音量スライダーの設定に従うようになりました。
- 新しいバイオームBGM!ラッシュケイブや沼地に行って、新しいBGMを楽しんでみましょう。
SNT キングダムへの影響について
対応は不要です。SNT キングダムはこのリリースの影響を受けません。
SNT キングダムは Velocity プロキシの背後で Paper 1.21.11 バックエンドを使用しており、Geyser + Floodgate で Bedrock のクロスプレイに対応しています。今回のビルドは Bedrock のベータ&プレビューであり、安定版リリースではないため、通常のプレイヤーに自動配信されることはありません。さらに重要な点として、Minecraft クライアントバージョン 26.x は Mojang の新しい年度ベースのバージョン管理を採用しており、PaperMC・Velocity・Via 系ツールがまだ対応していないため、現時点では 26.x クライアントから SNT キングダムに接続することはできません。
SNT キングダムに接続している Bedrock プレイヤーは、引き続き現在の安定版 Bedrock をご利用ください。お子さまが誤ってベータプログラムに参加してしまった場合は、保護者の方が Mojang の案内(aka.ms/JoinMCBeta)に従って、ベータから脱退して安定版に戻すことができます。PaperMC をはじめとするサーバーエコシステムが 26.x バージョンに正式対応した際には、SNT として対応・アップグレードを検討し、専用のお知らせ記事を公開いたします。